2009-10-30 座標

第三回はリスクリターンに次ぐ重要要素、「座標」について。
前回、前々回までの攻略で
「F対効果での勝利=試合での勝利である。」
「F対効果に多大な影響を及ぼす物がリスクリターンである。」
と言う事までは理解していただけたと思う。
そこで今回は前回取り上げた「リスクリターン」を
最も大きく変動させ得る要素である「座標」という概念を
順を追って説明すると共に、座標が与えるリスクリターンへの影響を
考えていきたいと思う。





座標とは

座標とはステージ全体を碁盤状の線で区切った場合に生まれる
正方形のマスのことである。
###←この中央の部分を想像してもらえれば良いだろう。
どのような尺で分割されるかは特に定められていないが
自キャラが開幕時に立っている場所を「開幕座標」と表したり
リングアウトが発生する座標を「即死座標」と表したりする。

この座標と言う存在が、リスクリターンに与える影響は多大であり
正しい理解の元での思考や行動がされていない状態では、
まともなリスクリターン管理がままならない状態に陥る事もある。


即死座標

リスクリターンに大影響を与える座標の一つ、即死座標。
「○○を食らうとリングアウト(以下RO)即死が起こる座標」
こういった座標の通称である。

例えばメアのバックトス。これは後方ROに用いられる技だが、
この技の即死座標はリングの淵から数えて2〜2.5キャラ程度である。
円形のステージであれば、リングの淵から2〜2.5キャラ程度の位置に
同心円状の即死座標がぐるりと存在していると考えればよい。
(但しこれはメア側がリングの淵側に居る事が前提である。)

即死座標の何がリスクリターンに大影響を与えるのか
少し想像すればわかる事だが、ずばり「瞬間最大ダメージ」である。

仮にメアが1ダメージも獲得する事が出来ずラウンド19秒を消費し、
その間に相手はメアに200ダメージ与えていたとしよう。
この時点でのメアの秒間ダメージ効率は「1秒/0ダメージ」であり
経過だけを見て考えるのならば圧倒的大敗である。

しかし20秒が経過したその瞬間、相手側が-2Fから撃ったAAに対し、
バックトス即死が抜け不成立のカウンターで決まったとする。
(相手側はカサンドラを使用しているものとする。)
すると相手の秒間ダメージ効率は「1秒/10ダメージ」で決着するが
メアの秒間ダメージ効率は、ただの一度きり20秒以内に
「瞬間最大ダメージ」の240を叩き出すのに成功したという
それだけの理由で「1秒/0ダメージ」から一気に
「1秒/12ダメージ」に跳ね上がってしまうのである。
結果的に20秒で200ダメージしか取れなかった相手は
20秒で240ダメージを取ったメアの前に敗れる事になる。
たった1秒の出来事だけで、これだけの事が起こるのである。

つまり瞬間最大ダメージ(240ダメージ)は、発生した時点で
その試合の過程、経過での効率などのすべてを無視して
それまでの経過秒数/240という秒間効率を生んでしまうのである。

これをリスクリターン的な見地から考えてみるとさらに解りやすい。
問題は20秒時点のやりとりである。
カサンドラ側は+2からAAを撃つ事で、その時の状況において
確定リターンの8Bと6Kに対する30ダメージを狙った。
だがしかし暫定リスクとしてのバックトスを省みなかったために
メア側のしゃがみトスが成立し、圧倒的優位だったはずの
秒間ダメージ効率差200の状況をみすみす手放してしまったのだ。

もし仮にこのバックトスが暫定リスクに入っていたのならば
まず間違ってもAAは撃たないだろう。
逆にバックダッシュやしゃがみを選択すれば、
ガスト確定を入れてパーフェクトで試合は終わっていたのだ。

これが即死座標がリスクリターンに与える影響の大きさであり
引いてはF対効果を左右する重要要素の一つである事の証明なのだ。


安全地帯

これは条件付で「ダメージを一切貰わない座標」を指す。
即死座標とは正反対に位置する存在であると共に、
これもまたリスクリターンに多大な影響を与える座標である。
まずこの安地が成立する条件を整理してみよう。

1.対象キャラの技が全く届かない(条件:無)
2.対象キャラの下段が届かない(条件:立G)
3.対象キャラの中段が届かない(条件:屈G)
4.対象キャラの技が軸ズレで全く当たらない(条件:ステRUN)
5.対象キャラの技が軸ズレで上段しか当たらない(条件:ステ屈)
6.対象キャラの技が軸ズレで中段しか当たらない(条件:ステガー)

大抵はこの6通りである。
この安全地帯は、自キャラの食らい判定と相手キャラの技判定により
多少左右される部分があるが、ステップを要さない物は
総じて全キャラに共通した安地が用意されているケースが多い。

この安地を理解して、安全行動をしている限りは
自分と相手のリスクリターンをノーリスクノーリターンに、
待機中の秒間ダメージ効率をゼロ同士にする事が出来る。
既に経過したF対効果の変動を凍結し、差をキープ出来るのである。

つまり体力リード=F対効果での経過的勝利を得た状態で
この安地に待機する行動を続けることで、
何のリスクも負わずに秒数だけを稼ぐ事が出来るのである。

そして安地待機を防ぐ手段と言うのは「自ら動く」事しか無い。
この時点で既に「相手からの積極的なアクション」が約束されるため
待機している側は、ただ相手にぶつかりに行くのではなく
相手が起こす行動に対して対処をするだけで良い状況、
即ち「後出しが100%可能な状況」になる。

これはお見合い戦闘においてはかなりのアドバンテージであり
勝算が大半を占めるケースが多いため、
ここでミスしない相手に、リード差を取り戻すのは困難を極める。


結論

一口に座標と言っても、○○がギリギリスカる座標、
ステップイン一回で○○が当たる座標、と数限りなく存在するので
その全てを把握するのは並々ならぬ時間と労力が必要になる。
なのでここで挙げた一部の座標だけを知っただけでは
座標の全てを理解した事にはならず、完璧とはいえないのだが
最も対戦結果に影響を与えやすい点は抑えてあるので、
これを入門として「座標」と言う物を考える機会としても良いだろう。

そして今回特別に取り上げた二つの座標、
即死座標と安全地帯については、情報量がまだ少ない部類であり
やる気があるのならトレモで努力すればすぐ覚えることが出来る。

これを把握していないと、本来必須スキルであるリスクリターン管理が
まともに実行できない状況に陥りかねないので、
まだ把握しきれていないと言う人は是非トレモに足を運んで頂きたい。
そこで予めこの2種類の座標をキャラごとに調べておけば
間違いなくリスクリターン管理の次元が今より向上するはずである。
posted by SC4 at 18:51 | └ 攻略 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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